春夏秋冬、一年を通して登山者の多い山です。
中国地方を代表する霊山で、登山口付近にある大山寺・大神山神社奥宮などからも修験道の霊場として信仰を集めていたことが感じられます。
また山麓から山頂まで様々な花が咲くことでも知られ、季節が違うと違う表情を見せてくれる大山です!
概要
大山は鳥取県に位置する標高1729mの山です!
「日本百名山」の一座で、日本百景にも選ばれています!
一帯は大山隠岐国立公園に指定されています!
鳥取県、ひいては中国地方を代表する山で、伯耆大山・伯耆富士とも呼ばれています!
大山の最高点は「剣ヶ峰」ですが長く立ち入り禁止になっているため、第二峰の弥山(みせん)が頂上として認知されています!
大山コース一覧「鳥取大山観光ガイドより」
今回の登山
今回は夏山登山コースとして紹介されている、弥山へ行くルートで登りました。
マップで言うと右から登り、下りは分岐から行者谷へ行き、大神山神社奥宮などを通って下るコースです!
個人的にゆっくり登るのがあまり好きではないので、下りでゆっくりしようと思いこのコースにしました!
ルート紹介
日程 | 2020年6月9日 |
ルート | 夏山登山口→行者谷分かれ→石室方面との分岐→頂上避難小屋→正面登山道頂上台地→大神山神社奥宮→大山寺→夏山登山口 |
コース詳細 | 距離7.0km アップ880m コースタイム6時間(標準) |
アクセス | 自家用車:南光河原駐車場など(無料) バス:「大山寺」バス停で検索! |
周辺情報 | 温泉:豪円湯院(夏山登山口から徒歩3分) |
- 六合目ぐらいから木が低くなり空が広がります
- 日差しが強いので日焼け止めを忘れずに!
- 山頂付近は虫が多いので虫除けも忘れずに!
- 2020年6月現在、山頂は工事中です!
- 直登が続くのでペース配分に気をつけましょう!
- 岩が多く落石もしやすいので下りでペースが上がりません
- 登りと下りで同じぐらいのペースだと仮定してプランを立てたほうがいいと思います!
レポート
(5:36)
大山寺橋に到着!
南光河原駐車場に車を停めました。平日5時半と言うこともあり駐車数は半分ぐらい!
この階段が「夏山登山口」入り口です!!
駐車場から西に進むとあります!すぐにわかる場所にあるので迷う心配はないです!!
(5:41)
登山口から登っていくと、しばらくはこんな感じの階段が続いてます!
(5:46)
阿弥陀堂がありました!
現在ある大山寺関連の建物で一番古いものだそうです!
国の重要文化財にも指定されています!!
(5:50)
そのまま登っていくと1号目につきました!ラップで15分ぐらいです!
阿弥陀堂など結構寄り道があるので少し時間がかかってます!
ここからは写真のような階段に変わりました!
ちなみに大山には、「○合目」「標高○○百メートル」と言う二種類の看板が立っています!
自分が今どれぐらい登ったのかわかるので、とてもありがたかったです!
(5:57)
二合目到着です!ラップで7分ぐらいです!
この辺も道は変わりません!
タチツボスミレですかね?
ピンクの綺麗な花が咲いてました!
(6:03)
三合目到着です!ラップで6分ぐらいです!
だんだん岩が多くなってきてますが、変わらず木の階段が続いてます!
(6:11)
四合目到着です!ラップで8分ぐらいです!
道もあまり変わらず、ひたすら登るという印象でした!
(6:18)
五合目到着です!ラップで7分ぐらいです!
階段の段差が大きくなってきた気がします!
(6:29)
六合目到着です!ラップで11分ぐらいです!
ここまで一気に登ってきたのがオーバーペースだったっぽく、少し気持ち悪くなり5分ほど休みました。
ここからは木の高さが低くなり空がひらけてます!
工事中の避難小屋があり、その奥には美しい山塊が見えました!!
(6:39)
七合目到着です!ラップで10分ぐらいです!
細かい岩が多いです!道は相変わらず階段です!
振り返ると絶景が!!
山の緑が鮮やかで、気温も高めだったので、夏を感じる良い登山でした!
七合目と八合目の間はだんだんゴツゴツした岩場になっていきます!
(6:53)
八合目到着です!ラップで14分でした!!
ここから少し進むと木道が出てきます!!
山塊が美しいです!
そして近づいてきました!いよいよクライマックスです!!
オドリコソウでしょうか?綺麗に咲き乱れていました!
いよいよ有名な大山の景色になりました!!
ここから山頂まですごく気持ちが良かったです!!
どこまでも続いていく道、、、
ではありませんが、どこまでも進んで行きたくなる気持ちの良い道です!!
(7:02)
石室と山頂の分岐です!
(7:05)
山頂到着です!!
弥山までは工事中のため行けなかったので、ここがゴールです!
少し残念ですが、この素晴らしい景色を維持するためにしっかりと工事をして、この空間を未来に受け継いでいただきたいです!
山頂からの眺望も素晴らしいです!!
ゆっくりしていても良かったのですが、虫がすごく多かったのですぐに下山しました!
春や秋に登ったほうが山頂を楽しめるかもしれません。
(7:17)
下りは石室の方を回りました!
八合目まで木道でできた道が続いています!
木が生えてないので空が開ていてとても気持ちいい道です!!
(7:38)
行者谷分かれです!
下りは行者谷の方へ下りました!
河原に出ました!
ピンクのリボンで目印がついてます!
ここが今回の登山で一番分かりにくい道でした!
(8:06)
大神山神社奥宮まで降りてきました!!
国内最大級の権現造りの社殿だそうです!とても壮観です!
大山登山とは関係なく参拝する価値のある場所だと思いました!!
御朱印もいただけますが、10時からとのことで残念ながら諦めました!
(8:27)
駐車場まで帰ってくると満車になってました!
平日ではありますが、天気も良く登山日和でした!!
近くにある豪円湯院は11時からと言うことで山を下り温泉に行きました!
まとめ
古来から信仰を集める大山ですが、登っているとその信仰の意味を感じることができます。
伯耆富士とも呼ばれるように独立峰であり、登山道はひたすら登り続けるようになっています。
ただひたすら直登し続ける、その行為はただひたすら自分と対話をする、ひいては自分の信仰を確かめ続ける行為なのではないかと思いました。
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