八甲田山は青森県十和田市に位置する山です!
八(たくさん)の甲(たて)状の峰と山上に多くの田代(湿原)があることから八甲田山という名がつけられたそうです!
概要
八甲田山(はっこうださん)は青森県青森市の南側に位置する複数の火山の総称で、標高1585mの大岳を主峰としています。
活火山であり噴火警戒レベル1が出されています!
(2020年9月現在)
火山ガスが原因の死亡事故も起きているので登山する際は決して油断しないでください!
周辺は世界でも有数の豪雪地帯で、八甲田山雪中行軍遭難事件でも知られています!
今回の登山
今回は酸ヶ湯温泉から主峰の大岳を通り一周回るコースで登りました!
八甲田山には峰が多くあり登山コースもたくさんありますが、大岳を登るのに一番簡単なコースだと思います!
仙人岱ヒュッテ方面のピストンコースで登る人もいますが、個人的には毛無岱方面の湿原の風景がオススメなので一周コースを歩いてもらいたいです!
ルート紹介
日程 | 2020年9月19日 |
ルート | 酸ヶ湯温泉→仙人岱→鏡沼→大岳→大岳鞍部避難小屋→毛無岱→酸ヶ湯温泉 |
コース詳細 | 距離8.8km アップ760m コースタイム4.5時間(標準) |
アクセス | 自家用車:酸ヶ湯温泉駐車場(無料) 温泉前に40台ぐらい、もう一段上に80台ぐらい停められます! |
周辺情報 | 酸ヶ湯温泉(日帰り入浴は終了時間15時でした) |
- 序盤・終盤はぬかるみが続きます!
- 長靴で登る人がいるぐらいのぬかるみなので注意してください!
- 途中から風が強く寒かったです!防寒着は忘れずに!
- コース・ルートがたくさんあるのでちゃんとプランを立てて登りましょう!
レポート
岩木山から移動し酸ヶ湯温泉に到着です!
温泉前の駐車場はほぼ満車で出て行く人がいたのでなんとか停められました!
一段上にも駐車場があります!
こちらは7〜8割ぐらい埋まっていました!
とりあえず酸ヶ湯から八甲田山の主峰・大岳を通る右回りの一周ルートで登ることにしました!
(2~3時間ぐらいで一周する予定で17時過ぎには下山しているはずですが少しリスクがあったと思います)
僕にとって登山は趣味なので、少しでもリスクがあると回避するのですが、割と遠いい場所なので次いつ来られるかわからず少し無理をした感があります。反省です!
登山口には鳥居があります!
こんな表示もありました!
「日本山脈縦走起点」だそうです!ここから秋吉台まで山脈が繋がってるとのことです!
登り始めから道がぬかるんでます!
序盤はぬかるみと山道が交互に出てくる感じでした!
よく知らなかったのですが、八甲田山の周囲は湿地帯で割とずっとぬかるんでいるそうです!
そして火山ガスに注意を促す看板が!
ここだけ木が枯れています!
ガスの影響でしょうか??
そして沢底に出ます!
絶景です!
振り返っても絶景!
登るのが楽しい良い山です!!
写真だとわかりにくいのですが、このガレ場はマークがほとんどないですが、前を見ると道がわかって迷う心配がほぼなかったです!
石の積み方なのか何なのか?
不思議な技術に感動しました!!
ぬかるみエリアを抜けると見事な湿地帯です!
池糖と木道がいい感じです!
大岳も見えてきました!
隣には小岳も見えます!
少し登って小岳方面を見ると!
快晴で気持ちがいい日です!
鏡沼です!
(ちょっと前にあった沼の方が綺麗だったような、、、)
もうすぐ山頂です!
到着しました!
八甲田山最高点・大岳山頂です!!
山頂からはいい景色が見えます!
小岳方面です!
陸奥湾方面です!
赤倉岳方面です!
いい景色で名残惜しいですが、風が強すぎて寒いので下っていきます!
帰りは赤倉岳方面に降ります!
下りてきました!
小屋もあります!
ここから毛無岱方面に湿地帯が広がっています!
ものすごくいい景色でした!
ここで一日中写真を撮っていたいと思える場所です!!
本当にいい場所でした!
行った時間も西日が差し込むいい時間帯だったのかもしれません!
名残惜しいですが酸ヶ湯温泉に向かいます!
こちらのコースもドロドロでした!
ゴールが見えてきました!
登山口に到着して登山終了です!
酸ヶ湯温泉に帰って温泉に入ろうと思ったら、日帰り入浴がまさかの15時までで入れませんでした!
ビバ千人湯に入れず残念ですが、後で調べるとそこまで広くないみたいですね!(負け惜しみ)
問題は近くにほかの温泉がない+あっても日帰り入浴終了時間が同じく15時ぐらいでどこに行けばいいのか。。。
結局車で40分ぐらいかけて弘前あたりまで行きました!
まとめ
八甲田山のイメージは旧陸軍の遭難ぐらいで正直舐めていましたが、登ってみるとすごくいい山でした!
あまり知識を入れずに行ったので火山や湿地であることも知らず、火山帯の風景である沢や、池糖や木道など湿地の景色が次々に出てきて、いろいろな表情を見ることのできる登山でした!
山頂からは陸奥湾や津軽平野も見え、これだけ多くの景色を楽しめる山はほとんどないと思うので、この山が人気な理由はこういうところなんだと実感しながらの登山でした!!
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